預金保険制度による保護とは?

銀行の破綻とペイオフ対策について分かりやすくまとめてみた!
2010年9月10日の金曜日、日本振興銀行が経営破綻し、ついに日本初のペイオフが発動されました!
日本国内では、1971年に預金保険制度が創設されてから初めてのペイオフの適用になります!!
で、『 ペイオフ 』って何なの?

 ペイオフとは、英語で【 payoff 】といい、『 支払い 』という意味がありますが、
日本での主な意味としては・・・
「 経営破綻した金融機関からの預金の払い戻しの保証額を元本の1000万円とその利息に限る措置」のことを指し、

  預金保険機構では、
1金融機関ごとに預金者1人当たり 元本1000万円まで と その利息等が保護される 』 と定義されています!

ちょっ(汗) 1000万円と利息までって!それ以上は保護されないの?

 元本1000万円とその利息までは預金保険によって払い戻しが保証される、それがペイオフというものでありますが・・・

1000万円を超える預金は、民事再生法に基づく法的整理の手続きに沿って、優良資産と不良資産に振り分ける作業などが
行われ、その後 資産査定などの結果 払い戻し額が決定され、残った資産の配当金などとして払い戻しされる可能性は
なきにしもあらずです!(経営破綻してるんだから払い戻しの可能性は限りなく低いと思われますが・・・)

まぁ、1000万円も持ってないからいいけどw すぐに払い戻しはされるよね?

 銀行などが破綻した場合、預金の払い戻しをするには、預金保険機構から人員を派遣し名寄せという作業が行われます。

名寄せとは、預金者が複数の預金口座を持っている場合、それらを集計して預金の合計金額を確定することです。
そして、その預金の合計金額の内、預金保護の対象になる預金はどのくらいあるか、預金者ごとの正確な預金残高を把握した上で、払い戻しされます!

 今回の日本振興銀行の場合は、2010年9月13日の月曜日の午前9時から本店および、その他、16の支店で払い戻し手続きに
対応する
とのことです。>>日本振興銀行の破綻と今後の業務について【PDFファイルがあります】

これから気をつけるからw ペイオフ対象の預金の種類をまとめといてよ^^
全額保護 ・当座預金
・普通預金【利息がつかないもの】
元本1000万円と
その利息まで
普通預金【利息がつくもの】
定期預金
・定期積金
・金銭信託【元本補てん契約のあるもの】
・金融債 【保護預り専用商品に限る】
保護対象外 外貨預金
・譲渡性預金
・金融債【募集債及び保護預り契約が終了したもの】

 ペイオフ対象で、一般の預金者に関係があるのは、普通預金定期預金がほとんどだと思います。
特に注意が必要な、外貨預金は預金保護の対象外なのでお気をつけください!!
【また最近 話題のFXや投資信託は投資の部類になるので、元からペイオフの対象にもなっていません。】

結局、ペイオフ対策はどうすりゃいいの?

 今回の日本振興銀行をはじめ、バブル期以降、経営破綻した銀行は、複数ありますが、
経営破綻した原因は、ずさんな経営をはじめ、過剰融資による不良債権問題などがあります!

 また、リーマンショックから派生した世界経済の低迷などの原因により、
これからも経営破綻する金融機関が出てくる可能性も少なからずともあるでしょう。

 結局のところ、1000万円以上の預金がある方は、1つの金融機関に集中させずに、複数の銀行に口座を開設して、
お金を分散して預けかえ、できる限りのリスク分散をする
ことです!

  あと、バブル期以降に創設されたネット専業銀行【ネットバンク】は過剰融資による不良債権問題などがなく、
ほとんどが一般の預金者を対象としているので安定した経営をしているともいわれています!

 そのため 現在、多くの人は給与振込の銀行口座に加え、振り込み用の口座、貯蓄用の口座、投資用の口座など、
目的別に口座を開設し、リスク分散を兼ねながら、上手く活用しています!